ところで皆さん、普段使いしている銀行はどちらでしょうか。家の近所に支店があるから「みずほ銀行」、昔から両親が使っていて愛着があった「三井住友銀行」、全国にATMがあって転勤しても安心な「ゆうちょ銀行」という方、多いですよね。
飲み会前、バーゲンのときなど現金が必要になってなにげなくコンビニでおろし、ATM手数料を支払い続けていませんか。例えば、月に2回、年間で24回、セブン銀行ATMを使って平日18時以降にみずほ銀行口座の現金をおろした場合、1回につき220円かかります(みずほ銀行HPより)から年間で5,280円の支払いになり、結構な出費になっています。
大手都市銀行では、上記の「ATM手数料」だけではなく、「振込手数料」の負担も大きく、「預金金利」はほぼゼロと言っても良い状況ですが、何となく安心だからメインバンクにしているパターン多くありませんか。
そんな皆さんにオススメなのが楽天銀行です。
ATM手数料/振込手数料
楽天銀行ハッピープログラム

楽天銀行では残高や取引回数に応じた優遇サービス(ハッピープログラム)があります。
例えば前月25日時点の預金残高が100万円あれば「VIP」となり、翌月1か月間は5回/月のATM手数料、3回/月の他行宛て振込手数料が無料になります。
スーパーVIP(預金残高300万円以上)になればもっと無料回数は増えますが、VIPでも十分ですしプレミアム(預金残高50万円以上)でも事足りるかもしれません。ある程度の預金残高をキープしているだけで、ATM手数料や振込手数料の優遇がこれだけ手厚いのは良いサービスです。
使用できるATM
セブンイレブン、ファミリーマート、ローソンなどのコンビニATMに加えて、三菱UFJ銀行、みずほ銀行、ゆうちょ銀行で、引き出し、預入れ、残高照会できます(楽天銀行HPより)。これだけ対応していれば不足はありませんよね。
普通預金金利
楽天銀行は0.1%(楽天証券とのマネーブリッジ設定)

同グループの楽天証券との連携(マネーブリッジ)を設定することで、通常0.02%の普通預金金利が5倍の0.1%になります。楽天証券の口座開設の手間はかかりますが、特に株取引をしなくてもマネーブリッジの設定だけでOKです。
マネーブリッジとは、簡単に言えば楽天銀行口座と楽天証券口座を紐づけすることで、口座間の資金移動をスムーズに行えるなどメリットがあります。
預金保険機構
預金保険制度
預金保険制度とは、万が一金融機関が破綻した場合でも、金融機関ごとに1,000万円までの預金とその利息は保護されるという仕組みです(預金保険機構HPより)。
預金保険

「楽天銀行は預金保険制度の対象になっている?」と気になる方も多いと思いますが、ご安心ください。預金保険機構HPの対象金融機関一覧に楽天銀行は掲載されています。
クレジットカードの引落口座
楽天銀行は、JCB、ジャックスなど多くのクレジットカード引落口座にも対応しています(楽天銀行HPより)。大手都市銀行と比べて、webから口座設定ができない場合もあり、その点では郵送の手間がかかりますが、1度設定してしまえばOKです。
総括
楽天銀行口座と同時に楽天証券口座も開設し、マネーブリッジで連携することで、普通預金金利が0.1%となり、一定の預金残高をキープしておけばATM手数料、他行あて振込手数料の面でお得に使うことができます。
大手都市銀行にお金を預けていても、手数料はかかりますし、金利は安いし、加えて口座管理手数料(口座を持っているだけで取られる手数料)の検討もしているようですし、今の時代もうメリットはありません。
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